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社員 奮闘記ブログ

若手社員へ!仲間と共に一つの業務を成し遂げる達成感を掴んで欲しい

2019.3.28

社員インタビュー

2011年の入社以来、日比大介は意欲的に現場作業に取り組んでいる。「高い場所で良い景色を眺めながらおこなう作業は最高なんですよ」と語る日比には、日頃から大切にしている、あるモットーがあった。

1. 人がやらない仕事を進んで行う

会社に入ってまだ日が浅い頃に、当時の上司からかけられた忘れられない言葉がある。それは、「人がやりたがらない仕事こそ率先して取り組みなさい」。当初はいまいちピンと来なかったのだが、とりあえずはその言葉を胸に、周りが嫌がるような業務を自主的におこなうよう努めてきた。それから年月が経ち、現場を通じてさまざまな経験を重ねた今、あのとき上司が発した言葉の意味が少しずつわかってきたという。

日比は先日、「みんながやりたがらない仕事にも、自ら進んで取り組んでいる」と匿名で社内評価のコメントをもらった。

「一つひとつのおこないは小さなものでも、見てくれている人は必ずいるんだということに気づきました。とても嬉しかったですね」。

その後も、仕事はもちろん、業務外においても、他の人が敬遠するようなことにも積極的に関わっていくよう心がけている。

2. あわや大事故!を経験し安全確認の重要性を知る

新卒採用で入社して以降、日比は多くの現場を経験してきた。失敗や挫折の数は、「たくさんありすぎて、全部は覚えていない(笑)」という。今でも強く印象に残っているのは、新宿のとある現場で自身に降りかかった想定外の出来事である。

その日、日比はいつも通りに作業をこなしていたのだが、ふとした瞬間に足を滑らせ、5~6階ほどの高さから落下してしまう。幸いにも、安全帯をきちんと装着していたため、地面に体が打ちつけられることはなかったものの、足場から2メートルほど下のあたりで宙吊りになってしまったのだ。

「いつ落ちたのか、自分ではまったく覚えていないんです。気がついたらぶら下がっていて驚きました。それまで、高所での作業に恐怖心を抱いたことは一度もなかったのですが、落下した後に初めて、『怖い』と感じましたね」。

幸運にも大怪我を負うこともなく、大事には至らなかったが、ちょっとした気の緩みが命の危険に直結するという事実を、身をもって思い知ったのであった。

「仕事に慣れてくると、安全への意識もアバウトになりがちですが、命に関わる経験をしてからは、安全確認を怠らないようになりました」。

3. 会社の発展に向けて、自分には何が出来る?

日比が思う日比建設の優れた点は、会社を引っ張っている社長のチャレンジ精神だ。新しい挑戦にも臆することなく次々と踏み出していく姿勢を見習いたいと、日頃から尊敬の念を抱いている。

一方で、自身は会社のために何ができるだろうかと考えたとき、真っ先に浮かんできたのは、「若手が定着しやすい環境づくり」であった。現在、日比よりも年齢の低い社員は数名程度しかいない。この先、会社の主軸となれるような若い社員が定着しなければ、日比建設の発展は望めないだろうと危惧している。

「若い人たちが長く仕事を続けられるように、何かしなければいけないと痛感しています。そうすることで、少しでも社長の助けになれたら嬉しいですね」。

若者の心を惹きつけるためにできる行動の一つに、「この仕事の魅力を伝えていくこと」がある。日比が最も達成感を覚えるのは、仲間たちとともに一つの業務を成し遂げた瞬間だ。その感覚を、若手社員にもぜひ掴んでほしい。

「私自身の理想ですが、いつかは社長のように社員から目標とされる人間になりたいのです。そのためにも、まだまだ覚えるべきことがいっぱいあります」。

日比建設で過ごす毎日に、大きなやりがいを抱く日比。高い志を胸に、この先も前向きに突き進んでいくことだろう。

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