BLOG
社員 奮闘記ブログ
建設現場で一番飛びまわっている職人、「鳶」ってどんな仕事?
2021.1.20
鳶の仕事は様々な範囲におよび、大きく3つに分類されます。
鉄骨建て方
高層ビルの骨組みに使われる鉄骨をクレーンで高所まで運び、ビルの基本構造を組み上げていきます。どでかいビルを形作る鉄骨の重量・大きさは、ハンパじゃありません。
それだけに、鳶の中でもハイレベルな技術が必要となる花形のポジションです。
足場組み立て解体
建設中のビルを取り囲むパイプの足場を組みます。
安全性が第一で、いかに全員がスムーズに作業できるかを考えて組み上げなければならず、頭脳プレイも求められます。
機械
鳶の仕事の中でも専門性が高い領域です。
高層ビル建設現場のシンボルとも言えるタワークレーンや、現場に欠かせない工事用エレベーターといった特殊な機械の組み立て、解体をおこないます。
鳶としての豊富な経験はもちろん、知識、技術も必要です。
職人の世界にもキャリアアップあり
「職長」ってどんな人?
10年、20年、30年とキャリアを積んでいくと現場からどんどんステップアップをしていきます。
普通の会社でいう課長や部長みたいなものですね。
若手・中堅の職人たちをまとめあげ、ひとつのプロジェクトを完遂するまでチームを引っ張っていくのは職長の役目。
自分の技術はもちろん、多くの職人をまとめあげるリーダーシップやマネジメント能力が欠かせないポジションです。
鳶って、実は国家資格なんです。
とび技能士免許(国家試験)1級・2級・3級
国家試験をパスすれば「国に認められた職人」となり、1級とび技能士ともなれば親方として独立することもできます。