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社員 奮闘記ブログ

輝け!鳶のキラビト

2020.8.31

現場で輝くみなさんをご紹介するコーナー。第3弾は藤野さんにお話しいただきました。

1.印象に残っている現場のエピソードを教えてください

「あっ、これは死んだな」と思ったことが何度かあります。
今ほど安全に対して厳しくなかった頃、安全帯を使っていませんでした。
ですが、突風だけはどうしようもないもので、風でバランスを崩した瞬間は命の危機を感じました。
他のどれもが運が良かっただけで、そういう瞬間は判断する時間などなく、咄嗟に反応した結果が運よく事故にならなかっただけです。
大概は想定外の出来事が原因であって、あり得ないことまで想定する、
ならないではなく、なるかもしれない行動が命を守るものなのだと経験しました。

2.仕事をする上で大切にしていることを教えてください

毎日少しでいいので昨日より努力することです。
数学的な話になりますが、新聞紙(0.1mm)を毎日折り続けるとたったの42日で月まで届く暑さになるそうです。
現実的には無理な話ですが、毎日続けるということはそういうことだと思います。
また1.01の法則なんかも面白い話です。
小さなことでも続けるとはそういう結果をもたらしてくれます。
鳶職になりたての頃は、毎日120%出すくらいの勢いで仕事をしていました。
仕事なんてろくにわからないので全力で材料を運んだり全力で移動したりと。
すると毎日120%くらいの勢いが慣れてくると当たり前になってきます。
まあ当たり前が50%とすると、以前の120%が今の50%になる訳です。

3.鳶の仕事をしていて良かったと思う瞬間は?

鳶でなければ見られない景色を見たときです。
鉄骨だけの建物を上から見ることや、誰も行かない建物の天辺に行った時はやっぱり鳶だなと思います。
他のどの職種でも見られない現場の中で唯一無二の場所、天辺から見る景色や周りに障害物のない遠くまで見渡せる景色を見られるのは鳶の特権だと思っています。

4.ついつい出てしまう職業病はありますか?

建築物(床、地面、手摺、柱、壁など)が水平、垂直でないと気になってしょうがないです。
職業病という訳ではないのですが、鳶という鳥は向かい風に向かってこそ高く舞い上がります。
同じ鳶であるならば逆境に向かってこそ鳶であると思っています。
「できない」ではなく「どうすればできるか」を考えるようになっていると思います。
単純に負けず嫌いなだけで、無理とは言いたくないだけとも言えますけど。

5.もし新人時代の自分に言えるとしたら、なんと伝えないですか?

時間を無駄にするなと伝えないです。
この年齢になって初めて実感出来ることがあります。
それが時間の価値です。
若い頃は永遠に終わらない毎日のサイクルを繰り返しているようでしたが、この年齢になると時間に対する価値観が変わってきたのを実感します。
人は環境や資質、能力など不平等に生まれてきます。
唯一平等なのは時間です。
どんなにお金持ちでも貧乏でも力持ちでなくても与えられた時間だけは平等に生まれてきます。
ならばその時間をいかに有効に使えるかで変わってきます。
若い時代にこの価値観を理解していたら今とは違う自分であったかもしれません。

6.リフレッシュ方法を教えてください。

思いっきり遊ぶことです。
車をいじったり、サバゲーやったり、滝を見に行ったり、好きなことだけを思いっきりします。
自分は機械物をいじるのが好きですが、機械、部品などには必ず「遊び」があります。
この「遊び」が全くなければ機械は動きませんし、壊れてしまいます。
逆に「遊び」が大きいと機械はまともに制御できずに扱えない物になってしまいます。
「遊び」があってこそ機械はその性能を十分に発揮し、便利に使いこなすことができるようになります。
余分なものに見える「遊び」も、必要不可欠な物です。
これは単に機械部品に限らず、日常生活の中でも遊びは非常に大切な時間だと思います。
仕事は仕事時間内に、遊ぶ時間は思いっきり楽しむ、それがリフレッシュに繋がっているのかと思います。

7.今後の目標を教えてください。

苦手なこと、後回しにしていること、やりたくないことに取り組みたいです。
この3つは今までおざなりにしてきたことです。
そういうことに取り組むことによって今までと違う視点から見られるようになるのではないかなと。
物事は視点を変えると長所が短所、短所が長所になります。
メリット、デメリットもまた然り。
凝り固まった一方通行の固定概念を変えるため、今までと違ったアプローチができるようになるため、おざなりにしていた課題に取り組んでいきたいと思います。

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