新人のホンネ座談会〜「鳶のシゴト、実際にやってみてどう?」
入社して、半年が経ち、今の不安は? 困っていることは? 先輩は怖くない?
新人だからこそ感じる、ホンネの声を聞きました。
体力というより体の使い方。コツがあるみたいです
Q1 最初に困ったことは?
Sさん:
技術でも、体力面でも、ついていけるか心配でした。
現場に出てすぐの頃は、先輩と比べ て 体力の無さを痛感します。
体力というか、体の使い方!
重いものを持つ・運ぶ時も先輩はどんどん動くけど、僕らはついていくのがやっと。
体の動かし方にコツのようなものがあるみたいで。
Iさん:
重いものを持つと肩が痛くて。
足場に使うパイプも、先輩は一度に2〜3本持つんだけど、僕は1本が精一杯 (笑)。
Hさん:
最初は毎日筋肉痛でした。それでも、だんだんと慣れてきたけど。
Nさん:
私の場合、筋肉痛にはならなかったよ。
Tさん:
本当に?それ、自分だけ楽してなかった?
Nさん:
してません!(怒)そんなわけない(笑)。
最初は、下を見るのが怖くてしょうがない(笑)。
Q2 高い所は怖くない?
Tさん:
初めて高所の現場に立ったときは、怖くてダメでした。下を見られない!
でも、不思議なもので慣れてくるんです。
最初に先輩から「慣れだよ」と言われた時は半信半疑だったんですけど、
今はもうだいぶ慣れました。
Sさん:
僕も同じ。でも安全帯をつけていれば絶対に落ちないって分かってからは、
大丈夫になったかな。
Hさん:
僕、実は・・・いまだにちょっと怖い。
Tさん:
それは何回も繰り返すしかないよね、慣れるしかない。
体を使い、頭を使う鳶のシゴト。
Q3 難しいのはどんなこと?
Sさん:
細かい話ですけど、ロープの結び方ひとつにもいろんな方法や技術がある。
そういうのを覚えるのに苦労していて・・実は休みの日に自宅で練習しています。
Yさん:
僕はいつも、ポケットにノートをいれていて。
それで、仕事中に先輩に教わった作業のポイントとか、資材の名前とかを休憩時間に
書き留めているよ。
Sさん:
先輩に言われて最近気をつけているのは、普段現場を歩いている時、どの場所に
どんな資材があるか、全体の作業がどこまで進んでいて次に何をする必要があるのか、
考えながら周囲を見ておくこと。
ただ現場を歩いているだけじゃなく、先輩はいつも頭を動かしているんだな
と思って、真似しています。
見た目は怖い先輩。でも、焼肉ご馳走さまでした。
Q4 先輩ってどんな人?
Tさん:
見た目は怖いけど話して見ると優しい人とか、いろんな人柄の先輩がいます。
僕はもともとコミュニケーションを取ることが得意じゃないんですけど・・・・。
でも、最近は少しずつ先輩と話せるようになっています。
休憩時間にいろんな話をしてくれることが、嬉しいです。
Yさん:
中には見た目通り、怖い先輩もいるよね(笑)。・・・なんて冗談です。
僕は先輩に焼肉屋に連れて行ってもらったり、愛用の道具を貰ったり、
お世話になっています。焼肉を食べながらだと、普段は聞けない仕事のコツを
たくさん教えてくれて、あれは楽しかったなあ。
Nさん:
私もこの間、焼肉に連れて行って貰った!
Sさん:
まじで!?俺はまだ、連れて行って貰ったことない。。今度自分からお願いしなきゃ。