【厳選】足場に関するおすすめ本4選

足場職人として働くことになった、もしくは働き始めたが、わからないことがたくさん・・・足場職人の業務内容や必要な知識、またどんな日常を送っているのか、など気になることがたくさんありますよね。

こちらの記事では、足場職人(鳶職人)が読むべき本4選をご紹介します。

1 足場やろう

1.1本のポイント

  • マンガで分かりやすく足場職人の仕事を知ることができる
  • 足場職人経験者も初心者も楽しみながら読める
  • 足場職人の日常がリアルに描かれている

1.2本の内容

主人公は高校生のダイという青年。高校を中退して足場職人として働き始め、仕事の厳しさや様々な問題に直面しながら足場職員として成長していく物語。日ごろ脚光を浴びることの少ない足場職人のリアルな現場感を描いています。あくまでマンガなので、実用書ではないものの、専門用語や基本的な知識、業務内容が分かりやすく丁寧に描かれており、これから足場職人・鳶職人を目指す人にもおすすめです。

1.3 読んだ人のレビュー

至極真っ当な内容

自分も高卒から5~6年足場から土工、鉄骨建方などの鳶職をやっていましたが、この漫画の内容はとても共感できる内容で、嘘偽りのない内容で改めてとても誇れる仕事だと思いました。
また、それから某大手のゼネコン会社に転職しましたが、まさに上下に挟まれて胃が痛くなる仕事でした。
お互い工期に、間に合わせるために頑張ってるところもすごく共感して感動しました!
短い漫画ですが、内容はとても濃いと思います。

現場で1番大切な鳶職の仕事

現場仕事をしていますが鳶職は現場で1番大変な仕事だと思います。
大変な仕事であるが故に厳しい人も多く現場では一目置かれる存在です。
この漫画はその鳶職と言う仕事の内容を非常にわかりやすく描かれています。
1番危険な仕事であり現場の花形色である鳶職。
このような漫画がきっかけで鳶職人を目指す人が増えてくれることを切に祈ります。

よくわかる

私事ですがうちの人も足場屋さんです。恥ずかしながら『足場屋』だと言う事は知ってはいましたが、仕事内容は全然知りませんでした。この作品を偶然拝見し、うちの人がいつもいかに危険を孕んだ仕事をして稼いできてくれているのかを知る事ができました。ありがとうございます。やっぱりうちの人はかっこいいんだと改めて想いました。

足場のお仕事

普段足場のお仕事なんて知る機会がないので、読んでてこんなお仕事があるんだ!と知りました。軽い職場体験みたいな感じです。

1.4本を書いた人

えりた

Instagramのフォロワーは9.9万人。社会人のあるあるや等身大な悩みを描く「えりたの絵日記」をInstagramで投稿し、多くの人の共感を集めるインフルエンサー。

Instagramのアカウントはこちら。

1.5こんな人にオススメ

足場職人におすすめです。また、これから足場職人になる人も足場職人の仕事内容や基礎知識をマンガで分かりやすく取り入れることができるのでおすすめです。社会科見学のような気持ちで読めるので進路に悩んでいる中高生にも是非読んで欲しいです。ご家族や恋人が足場職人として働いている人という人は、どんな仕事をしているのかを知るために読むのもおすすめです。

2 鳶 上空数百メートルを駆ける職人のひみつ

2.1本のポイント

  • 鳶職の世界を多くの写真と文章で紹介するフォトエッセイ
  • スカイツリー建設にも携わった日本トップクラスの鳶職人による仕事解説本
  • 鳶職人のバイブル的な一冊

2.2本の内容

現役の鳶職人が鳶職人の仕事について書いた仕事解説本。鳶職の仕事の厳しさや安全に対する意識の大切さがよく分かります。そして何より、プライドを持って仕事をしている鳶職人のかっこよさがこの一冊に詰まっています。

鳶職人しか見ることのできない景色、地上数百メートルの建設中のビルから撮影した写真の数々は、思わず足がすくんでしまいそうなほど見応えあり!の一冊です。

2.3 読んだ人のレビュー

素晴らしい本で買って良かった!

若い頃、男気溢れる鳶職人が格好良く見えて大変あこがれ少し経験しましたが、当時の親方の勧めで同じ建築業界ではありますが設計の方に進みました。バブルが弾け建築業界は不況となり10年程勤めた設計事務所を去り、今は全く畑違いの仕事をして20年、気がつけば50代になっていました。建築業界と鳶職の世界へのあこがれは今も未練があり、建築現場を見るとワクワクします。そんな時にこの本に出会いました。

鳶の世界が時に面白おかしく、時に真剣に、とても分かり易く描かれています。本を読んでいる時は自分も鳶職人になっているような気持ちになって、ほんのちょっと夢を見させて頂きました。

素晴らしい本です。是非続編を書いて頂きたいと願っています。多湖先生ありがとうございます。これからも益々ご活躍されることをお祈り申しあげます。

都会は鳶職がいて成り立つもの

普段何気なく見上げる鉄筋工事
そこには命がけの男たちの情熱とプロとしての誇りが散りばめられていた。
感動しました。鳶の方々に感謝!

現場監督や設計者も読むべき

私はプラント系のエンジニアで、あまり現場を知りません。
時々工事を見に行くのですが、職人達の気風に気後れして、打ち解けられずにいました。
彼らの事を知るべく購入した一冊でしたが、なかなか面白い。
仕事の流れ、道具、隠語、服装、必要資格、そのほか鳶職の方々の生態?、
過去に目撃した凄惨な事故、そして安全意識に対する考え方…etc
鳶という仕事の概要を、ザックリですが、長短合わせて語られています。
筆者が自分の仕事に誇りを持っている様子が感じられ、非常に好感が持てました。
こういう職人ばかりなら良いのですが^^;

ご安全に!

高層ビルからの眼下、立っているこの場所も人の手で造られたんだよなと思うことがあります。現役の鳶職人による読みやすい文章と美しい写真が収められていました。ページをめくると、こんな高い柱の上に人が立っている! ふつうの感覚ではシュールな風景のなか働く鳶の皆さん。スゴイです。建設中のビルがいつの間にか着々と高さを増していくその場所で、地上からときに姿さえ見えない高所で緊張感のなか作業に励む鳶の方々、ご安全に!特段鳶に興味のない方でもきっと面白く読める一冊と思います。

2.4本を書いた人

多湖 弘明(たご ひろあき)

鳶職人。高校卒業後、七分(ニッカボッカ)と地下足袋でヨーロッパ、アジアを歴訪。2000年、東京スカイツリー建設に携わった鳶職人の一人となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの)

ホームページはこちら

2.5こんな人にオススメ

まずは現役の鳶職人におすすめしたいです。鳶職に憧れを持っている人や興味・関心がある人にも、鳶職人のかっこよさや仕事の厳しさがリアルに描かれているので是非読んで欲しいです。また鳶会社を経営している人は新人教育の一環としてこちらの本を活用するのもおすすめです。

3 建築仮設の構造計算 最新版

3.1本のポイント

  • 難解な「仮設計算」はこの一冊でOK
  • 各種構造計算の方法を分かりやすくまとめた仮設設計マニュアルの決定版
  • 構造計算の苦手な現場技術者にも分かりやすいように解説されている

3.2本の内容

こちらは販売サイトから引用した本の内容です↓
本書は建築工事を進めるうえで必要となる仮設構造計算を網羅し、実践的な仮設構造計算の基本知識について、構造計算の苦手な現場技術者にも受け入れやすいように、分かりやすくまとめたものである。また、構造計算を他者に依頼する場合でも、検討に必要な現場の条件・施工方針を正確に説明・伝達でき、構造計算の設定条件・計算結果を正しく判断し、施工計画と仮設構造計算書の整合性を的確に確認できる能力を身に付けられることを目的に解説している。

3.3 目次

Chapter1 仮設構造計算の基礎知識
Chapter2 仮設構造物の施工計画と構造計算
・Part1 型枠・支保工
・Part2 足場
・Part3 乗り入れ構台
・Part4 山留め
・Part5 鉄骨建方
・Part6 PCa部材建方
・Part7 揚重機
・Part8 重機転倒防止対策
・Part9 躯体の仮設利用
・Part10 既存建物解体
Chapter3 資料編─関連資料・データ一覧

3.4本を書いた人

建築仮設構造研究会

3.5こんな人にオススメ

現場の職人というより、管理する立場管理側建設現場の施工管理をする人におすすめのテキストです。

足場の組立て、解体、変更業務従事者安全必携ー特別教育用テキスト

4.1本のポイント

  • 足場の組立て等業務従事者のための特別教育用のテキスト
  • 簡易的なものから大掛かりなものまで対象となる主要な足場を幅広く解説
  • 足場や作業に関する知識、労働災害防止に係る知識等を図やイラストで分かりやすく解説

4.2本の内容

こちらは販売サイトから引用した本の内容です↓
足場の組立て等業務従事者のための特別教育用のテキスト。脚立足場など簡易的なものから、わく組足場など大掛かりなものまで、対象となる主要な足場を幅広く解説。平成31年2月より、労働安全衛生法施行令等の改正により安全帯が墜落制止用器具となり、フルハーネス型が原則とされたこと等を踏まえ、関係部分の記述の修正・加筆、図の入れ替えを行ったほか、全般にわたり記述を見直された。足場や作業に関する知識、労働災害防止に係る知識などを図やイラストを交えて分かりやすく解説している。

4.3 目次

第Ⅰ編 足場および作業の方法に関する知識
第Ⅱ編 工事用設備、機械、器具、作業環境等に関する知識
第Ⅲ編 労働災害の防止に関する知識
第Ⅳ編 関係法令

4.4本を書いた人

中央労働災害防止協会

4.5こんな人にオススメ

足場の組み立て教育は鳶職人は義務となっており、一番最初に受ける講習のため、鳶職(建設現場で直接足場の解体や組み立てを行う人)・建築現場監督者・建築士等で、足場の組立て特別教育を受ける人におすすめのテキストです。

まとめ

いかがでしたか?読んでみたい本、参考になりそうな本は見つかりましたか?こちらで紹介した4つの本はそれぞれジャンルも用途も違いますが、あなたがこちらの記事を読んで自分にあった本に出会えたら幸いです。

コメント

鳶職をお探しの方をサポートします。
鳶職をお探しの方をサポートします。
お気軽にお問い合わせください
鳶職人給与明細